写真も資料も無いとか、なんか捏造記事みたいだ
久々に『鰻の蒲焼きの缶詰』を食べました。
最近、鰻の価格高騰云々、なんて話がありますけれども、そもそも、ここ二十年くらいより前は鰻というのは高級な食品だったわけでして。
今でこそ、『鰻の蒲焼き』は真空パックだったり、焼き魚ぽいパックで普通に店頭に並んでおりますが、私が子供の頃には、ちゃんと焼かれた鰻なんて、年に一度のお盆で食べられるか、はたまた、どこかの結婚式の料理に入っていることがまれにある、そんなレアリティの高い食べ物でした。
そんな訳で、昔々に、『鰻の蒲焼き』的なものを食べたくなった、あるいは料理の材料に使いたい、などと言う時には、『鰻の蒲焼きの缶詰』を使ったものでした。
しかし、その後、鰻の低価格化と一般化で、スーパーマーケットの魚売り場で普通に蒲焼きのパックが売られるようになり、『鰻の蒲焼きの缶詰』は徐々に姿を消していきました。
比較的最近まで、明治屋では製造していたらしいのですが、今は廃盤商品になったらしく、サイトにも記載はありませんでした。
そんな訳で、もう絶滅した食品なのであろうなあ、と思っていたのですが、先日、浜名湖食品株式会社製の『うなぎ蒲焼』缶詰、というのがまだあるらしい、という話を見かけまして。
しかも、明治屋のはこの会社のOEM品だったらしいとのこと。
そんな訳で、ちょっと買ってみたのです。
買えたのは今時懐かしい、プルトップの無い、缶切り必須の缶詰でした。
キコキコと開けてみますと、中には硫酸紙に包まれた鰻の蒲焼きが三切れ入っておりました。
『鰻の蒲焼きの缶詰』は、懐かしい味がいたしました。
食感がちょっと固めなので、「蒲焼き」というよりは「佃煮」というほうがしっくりくるのですが、どちらも醤油と砂糖(もしくはみりん、日本酒等)で味付けしたものですので、味的には大差は無いということで。
いや、結構美味しゅうございました。
味はちょっと濃いめでしたので、佃煮的に、ちょっとの量でご飯一杯食べられる、というのもコストパフォーマンス的に悪くありませんし。
細かい値段ははっきりしませんが(レシートを紛失したので)、確か800円くらいだったと思いました。
量とお値段のバランス的には、まずまずでは無いでしょうか。
原材料表示には、『うなぎ(浜名湖産)』と書いてありましたし。
さて、特にオチはありません。
