日記・コラム・つぶやき 消費税増税についての個人的見解
消費税の増税が成立しましたが、個人的には消極的に賛成しております。
財政再建のためには、一定の増税が必要不可欠です。
経費削減努力は、政権交代以降、民主党が事業仕分けと称して色々やっておりましたが、ろくな結果が出ておりません。
国会議員の削減なんぞは、支出規模にくらべれば微々たるものですし、国家公務員の人件費削減は比較的裕福な中流層を縮小することとイコールですから消費が冷え込みます。
現実的な経費削減として考えられるのは社会保障費の大幅なカットですが、余程のことがなければ難しいでしょう。
「景気が回復すれば、税収なんていくらでも上がる。景気回復を優先すべきだ」的な事を言う人もおりますが、現実問題として、「どうすれば景気が回復するか?」に対する具体的で現実的で即効力のある実行可能な答えはありません(あればやっているでしょう?)。
景気回復のために「政府紙幣の発行で円安誘導して、輸出回復」だのを言う人もおりますが、日銀がコントロールできるよりもずっと多くのお金が動いている現在の国際金融市場では、円の信用を崩壊させて、円の暴落を招く懸念があります。
ジンバブエのように、札束持ってコンビニに行くのは御免被りたいところですし、そもそも、暴落した円では、穀物もエネルギー資源も何もかも輸入困難になりますので、日本の産業があらかた止まって、輸出どころか、コンビニにも商品が並ばないことになると思いますが。
財政再建ができないと借金を増やし続けることになりますが、借金というものは支払い金利が更に借金となり雪だるま式に増えていくものですから、どこかで財政再建ができない限り、今後、ますます財政は圧迫されていくことになります。
結局、苦しくとも増税で財政再建をして、国債の発行を減らしていくしかない、と。
消費税の増税ではなく、「所得税の累進税率をもっと強化すべき」とか「法人税率を高くすべきだ」とか言う人もおりますが、海外にはこれらの税率が日本より低い国はたくさんありますし、大金持ちも法人も容易に海外へ逃げられる世の中ですので、現実的ではありません。
税率が高いのに、海外へ逃げられないような人や法人は、大概、借金で鎖に繋がれていますので、増税されると破綻します。
逃げられても破綻されても、景気はもっと冷えますし。
個人的には、所得税やら法人税の増税も、消費税の増税も、どっちも困るのですが、どっちがましか、と問われれば、「消費税の増税のほうがまだまし」と答えざるを得ないのかな、と。
まあ、素人考えですし、異論はきっといっぱいあるのですが。